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Step10.防水工事

防水工事

防水工事には、大きく分けてウレタン防水等の塗膜防水・アスファルト防水塩ビシート防水加硫ゴムシート防水のシート防水に分類することができます。

主に屋上やバルコニー・開放廊下・外部階段など床面に使用され、雨水などから建物を保護する役割を果たしています。防水工事は修繕工事の中でも最重要とされる工事となり、漏水による被害は建物全体の寿命を縮めてしまうのです。

また、一度入ってしまった水は、出口を探しどこまでも行ってしまう為、外部にうまく出るケースはあまりなく、行き場を無くした水は居室内に浸み出して大切な家財を損失してしまうこともある為、重要な工事なのです。

 

Ⅰ.ウレタン防水

・プライマー塗布

プライマー塗布

・ウレタン塗布

ウレタン塗布

トップコート塗布(完了)

トップコート塗布(完了)

【特性】:液体タイプの防水材。造膜する事で、防水性を発揮する。
【メリット】:流動性がある為、入り組んだ場所での施工性に優れる。
比較的扱いやすい。
【適した部位】:側溝、立上り、笠木等の入り組んだ形状の場所。
既存の下地が同材やコンクリ-ト、モルタル等の床。
【品質ポイント】

  1. 既存防水層の確認。
  2. ケレンや高圧水洗浄による、下地の清掃。
  3. プライマ-(下塗り材)の付着力試験。
  4. 材料メーカ-の指定する施工手順、使用量の厳守。
  5. 施工時における天候、気温、湿度の確認。
  6. 適切な用具の選定。
  7. 膜厚形を用いて、造膜の厚みを計測し、確認する。

 

 

 

Ⅱ.アスファルト防水

【特性】:アスファルト製のシ-トを貼る事で防水層を形成する。
シートを炙り、貼り付けるト-チ工法と火を使わず自着させる冷工法
がある。
【メリット】:シートを重ねる程に、防水性が向上する。耐候性に優れ、紫外線
や雨等による外的要因からの劣化に強い。
【適した部位】:屋上等の広範囲な防水対象。
既存の下地が同材の防水層。
【品質ポイント】

  1. 既存防水層の確認。
  2. 膨れや剥がれている箇所の適切な補修。
  3. ケレンや高圧水洗浄による、下地の清掃。
  4. 材料メ-カ-の指定する施工手順、使用量の厳守。
  5. 適切な用具の選定。
  6. 施工時における天候、気温、温度の確認。
  7. バ-ナ-の炙り不足がないように、接着面を炙りながら貼り付ける。(ト-チ工法。)
  8. 接着不良防止の為、貼り付け後に転圧ロ-ラ-で入念に転圧する。
  9. シ-トラップ部に十分なコ-チング処理を行う。
  10. 仕上げ塗装をムラのないよう均一に施工する。

アスファルト防水

 

Ⅲ.塩ビシ-ト防水

【特性】:塩化ビニル樹脂製のシ-トを貼る事で防水層を形成する。
下地を選ばない機械固定工法がある。
【メリット】:単層防水の為、工期が短い。
ラップ部分やジョイント部分を一体化でき、水密性が高い。
ほとんどの防水層に施工ができる。
【適した部位】:屋上等の広範囲な防水対象。
他防水工法では撤去が必要な防水層。
【品質ポイント】

  1. 既存防水層の確認。
  2. ケレンや高圧水洗浄による、下地の清掃。
  3. 材料メ-カ-の指定する施工手順の厳守。
  4. 適切な用具の選定。
  5. 施工時における天候、気温、湿度、風速の確認。
  6. 防水層固定に必要なアンカ-ピンの長さ確認。(機械固定工法)
  7. 風力計算に基づく、必要なアンカ-打設数(機械固定工法)
  8. シ-トラップ部、ジョイント部の口空き部確認。
  9. シ-ト端末部のシーリング材打設。

 

塩ビシート防水

 

加硫ゴムシート

 

 

POINT

防水工事は漏水という重大な劣化現象から建物を守るという目的がある為、最も高い品質を求められる工事と言えます。

防水工事は様々な種類がある事は前述の通りですが、それぞれの特性、メリット、デメリットを把握したうえで、使い分ける必要があります。

各防水の特性、メリット、適した部位を踏まえ、品質の高い施工を行うポイントを下記にご紹介させて頂きます。

 


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